Hot Wired Japanの記事によると昨日はインターネットが史上最高のトラフィックを記録した1日だったらしい。
その理由はもちろんアメリカ大統領選挙。
そういえば僕もテレビを見ながら何度もリロードしたもんなぁ。
速報性の面でいえばテレビとインターネットはほぼ同じ。
だが、たとえば自分が気になる州の得票差といった細かい特定の情報について、テレビでは進行の順番が回ってくるまで待っていなければならないのに対し、インターネットなら好きなときにすぐ知ることができる。
しかも、その情報が刻々と変わっていくのだから1回見て終わりというわけではない。
そういう意味で「選挙」というイベントは非常にインターネット向きだったということだろう。
その他にどんな情報がインターネットに向いているのだろうと考えてみるのも楽しいかもしれないな。
というわけで、Pronunciation and Speech Improvement for Foreign-Born Professionalsの授業へ。
まずは先週に引き続いて[r]と[l]の練習問題。
僕の場合、語尾の[r]と[l](たとえば「poor」と「pool」)はほぼ大丈夫なのだが、語頭(たとえば「right」と「light」)や「子音+[r]/[l]」(たとえば「pray」と「play」)がかなりヤバイ。
しゃべる方はまだなんとかなるのだが、聞き分けとなると当てずっぽに近い状態だ(笑)。
もちろん、普段の会話では前後の文脈から類推することでなんとかなっているけれど、だからそれでいいのかというと決してよくはない。
たとえば「ヒラリー・クリントン」の「ヒラリー」を書いてみろといわれても書けなかったりするのだ。
情けないことに。
ヘッドフォンをかぶって何度も練習しているとときどき「違いが分かった!」と感じる瞬間もあるのだが、もう一度問題をやってみると全然ダメだったりする。
特に[f]に続く「fry」と「fly」は何度やっても混乱するばかり。
まったく、泣きたくなってしまう。
納得いかないまま次は[m][n][]の違いについて。
このくらいは大丈夫だろうと思っていたのだが、[]がなかなか微妙で難しい。
先生いわく「[]を[ng]と発音しちゃダメよ」。
要するに、「sing」も「thing」も「king」も[ng]と言いたいのをこらえて[g]の前で寸止めする感じだろうか。
「think」や「link」が[k]であって[ngk(ングク)]じゃないことを考えれば、ここまでは理解できる。
が、しか〜し!
その次の例題は僕にとって大きな壁だった。
テキストから抜粋してみよう。
[]([g]を発音しない) |
[g]([g]を発音する) |
sing, singing, singer |
single, singular |
strong, strongly |
stronger, strongest |
なんでやねん!
解説によれば「サイレントレター(ここでは「g」のことだろう)で終わる単語に動詞系接尾辞「ing, ed, s」や名詞系接尾辞(s, er)がついてもサイレントレターは無音のまま残る。しかし、その他の母音で始まる語がついた場合は有音になる。なぜなら新しい音節が始まるからだ」。
同じ接尾辞の「er」でも「singer」は「名詞系」、「stronger」は「形容詞系」だから[g]の発音が変わるってこと?
話すにしても聞くにしても、普段の会話で瞬時にそこまで区別するなんて無理だよぉ。
そりゃ、理屈も全部理解して、より正確な英語が使えればそれに越したことはない。
だけど、今の僕にこのレベルは高すぎる。
今後、少し意識して聞いてみようとは思うけれど…。
それよりも普段の生活に大きな影響を及ぼしそうなのは[r]と[l]の方。
まずはこっちを集中して練習しようと思う。
ところでみなさんは「ヒラリー」って綴れます?
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