単なる偶然なのだと思うのだけれど、５月28日の日記に書いた「図解で分かるインターネットマーケティング」を担当された博報堂の平塚元明さんと11月６日の日記に書いた「ソニーの野望」の著者、麻倉怜士さんからそれぞれ「読んでもらってありがとう」というメールが続けざまに届いてびっくり。
もちろん、両氏とも面識があるわけではない。
おそらく自著のタイトルをサーチエンジンで検索した結果、僕のホームページを発見されたのだろう。

書いたときにはまさか著者本人が読むとは思っていなかったけれど、こうやって著者と読者がつながることができるのもインターネットの醍醐味だ。
これまでなら読者カードくらいでしか分からなかった読者の反応がオンラインなら様々な形で伝わってくる。
ときには読者同士がつながることだって。

書籍だけでなく、あらゆる商品・アイテムの製作者とユーザーがつながったら面白いことが起こるのになぁ、と思う。
ユーザーのフィードバックが直接製作者側に届き、そのフィードバックがユーザーに返される。
もちろん、中には製作者にとって耳の痛い評価もあるだろう。
だが、こういう作業を通じて商品・アイテムの質を高めることができるのなら、みんながハッピーだ。

久しぶりにサーチエンジンで自分の名前を検索してみようかな（笑）。