「Los Angeles留学日記」

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2月1日(土)
「TOKYO CONCIERGE」(J-wave)にゲストでいらっしゃった映画評論家・秋本鉄次さんがオススメしていた映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見てきた。
日曜日の最終回が満席で、急きょレイトショーが追加されるほどの大入り。
話題作とはいえ単館系のドキュメンタリー映画にそこまで観客が入っているとはビックリした。

コロンバイン高校での銃乱射事件をとっかかりに「アメリカはなぜ銃や暴力を手放せないのか」をアポなし突撃取材で描いた力作。
まさにアメリカが戦争を仕掛けようとしている今だからこそ考えさせられるテーマに新鮮な視点を与えてくれる。
文句なしに面白かった。

マイケル・ムーア監督の視点は、ちょうど読んでいたノーム・チョムスキーに近いかもしれない。

「アメリカが本当に望んでいること」(ノーム チョムスキー・著/益岡 賢・訳/現代企画室)
「9・11?アメリカに報復する資格はない!」(ノーム チョムスキー・著/山崎 淳・訳/文春文庫)

チョムスキーが指摘する第二次大戦後アメリカが世界中で行ってきた大量殺戮が「ボウリング・フォー・コロンバイン」の中でも映像で提示されていた。
なにしろアメリカは国際司法裁判所から「無法な力の使用(国際テロ)」で有罪を宣告された唯一の国だというのだ。
それでよく恥ずかしげもなく正義ヅラして「悪の枢軸」なんて言えるよなぁ。

同時に読んでいたのが「病むアメリカ 滅びゆく西洋」(パトリック・J・ブキャナン・著/宮崎 哲弥・監訳/成甲書房)。
ノーム・チョムスキーがアメリカの左翼とすればこちらは右翼の論客だ。

少子化や不法移民の流入に反対し、キリスト教的価値観を重んじるバリバリの保守派。
日本にはあまり紹介されない意見だけれど、実はこの本もアメリカでベストセラーになったのだという。

L.A.で3年近く生活したり、世界中の国々を旅したりして得たことの1つは日本やアメリカを相対化する視点に気がついたことだと思う。
日本での報道はアメリカ発の情報が多いからどうしてもアメリカ寄りに偏ってしまうけれど、アラブにはアラブの「正義」がもちろんある。
ひねくれ者の僕としてはどうしても声の小さい方に肩入れしたくなってしまうのだ。

そうそう、先日審査に落ちたTSUTAYAカード、なぜか2回目の審査には通過してクレジット機能付きのカードが送られてきた。
確かに2回目の申込書はちょっと丁寧に記入したとはいえ、そんな簡単に審査結果はひっくり返っちゃうものなのだろうか?
ま、カードさえもらえれば文句をつける筋合いはないのだけれど(笑)。

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